10年後の手紙

平成18年の春から秋にかけて「10年後に届く愛の手紙」というキャンペーンを〈あきんどうず〉で行いました。

 

 

 

 

かれこれ10年も前の話ですが、燕市内の有志で勉強会の団体を立ち上げました。

 

燕商道研究会〈あきんどうず〉です。

 

 

商店街のお店だけでなく、いろいろな業種の方々が参加されました。

 

お肉屋のかねまつ商店さん、アルス美容室さん、宗教法人の戸隠神社さん、サイトウ電設さん、ガソリンスタンドの青又商店さん、スナック デラックスさん、酒屋のあさのやさん、和食処 粋亭 海童さん、斉藤工業さん、飛鳥電気工事さん、リフォームスタジオ田耕さん、綿甚ふとん店さん、江口紙店さん、つばめドットコムさん、そして大番頭の紅屋呉服店さんと、小番頭のレディースファッションかなや。

 

 結構ユニークなメンバー構成です。

 

〈あきんどうず〉では定期的な勉強会を開いたり、地元出身のオペラ歌手のコンサートを開催したり、「10年後に届く愛の手紙」というキャンペーンを行いました。

 

この「10年後に届く愛の手紙」は、封筒・便箋・保管料・郵便料・税金を込みにして、上記会員を窓口に500円で販売をしました。

 

NHKの関東甲信越版をはじめ、地元のマスメディアにも数多く取り上げて頂きました。

 

多くの反響を頂き、キャンペーン期間中に1,000通以上お買い求めいただき、

797通のお手紙を10年間お預かりしていました。

 

 

そしていよいよ約束の平成28年の4月を迎えました。

 

 

 

 

当初はお預かりした封筒のまま発送する予定でした。

 

しかしながらこの10年間で送り先の住所や差出人の住所も変わっている事も考えられるため、差出人をあきんどうず事務局にした封筒に入れ発送する事になりました。

 

あきんどうず事務局に戻ってきた手紙は、出来る限りの追跡調査を試みますが、文字が読み取れなかったり、郵便番号が記載されていなかったり、住所や住所表記が変わったりしているものもあるので、届かなかった場合はご容赦ください。

 

 

宛名書きや封筒詰め作業などもあり、4月の後半となってしまいましたが、ようやく4月28日に発送されました。ゴールデンウイークに帰省されるご家族と共にじっくりお楽しみ頂ければと思います。